キャラクター紹介:ローズマリー

王国の参謀p>
役割
・2属性の全体攻撃を操る
汎用魔法アタッカー
・薬学の知識を生かした回復・補助
・毒・即死・疫病対策

デーリッチの腹心
仲間が信頼する器のデカさはあるけども、一国の長とするには知識も精神もまだ子供なデーリッチ。
彼女だけで国王をやっていくには心もとない所もあり、それを補い支えるのが腹心であるローズマリーです。
王国の実質的な運営者
彼女の役割は多岐にわたります。
デーリッチの参謀であり、メンターであり、司令塔であり教師であり、道しるべでもあり親友です。
勢力としての影響力が増し、ハグレ王国と他勢力との外交が必要になった際も、舵を執るのはローズマリー。
実質的にハグレ王国の運営を担っているのはローズマリーと言っていいでしょう。


「ローズマリーが王でいいのでは」、そんな声に対しては、デーリッチの器と人徳を理由に謙遜します。
彼女がデーリッチをリーダーとして認め、支え、盛り立てていることが、デーリッチを王として成り立たせている面もあるでしょう。
いわば、摂政・ローズマリーと象徴のデーリッチといった関係です。
他勢力との抗争では、時には汚れ役を買って出る時も。

これも、リーダー自らはやり辛い、参謀ならではの役回り。
「首をつめて投げてやろう」はハッタリの面が強く、むやみに残虐なことをするような性分でないことはプレイヤーは理解しているのですが、それはそれとしてインパクトが強すぎるのでローズマリーを代表するセリフとして扱われがち。
本当は心優しい子なんですよ!
信仰にも似たデーリッチへの想い
優秀なローズマリーが、なぜお子様のデーリッチを立て、No.2に甘んじるのか。
その発端となる2人の過去は、物語が進んだ際にローズマリーの口から語られます。
(詳しく語るのは3章以降になります)

2人の過去、絆。
そこで芽生えたデーリッチへの想いが、ローズマリーの献身に至っているのです。
誰よりも「王としてのデーリッチ」の可能性を信じ、そのために己を捧げているのです。
あぁクソデカ感情…
プレイヤーにとっても道標
デーリッチの国づくりにおける「次どうすればいいか」、それはそのままプレイヤーの「何を進めればいいか」「どのようにプレイすればいいか」という疑問と等しいです。

チュートリアル、今後の方針、独自要素に新要素新要素…
プレイヤーが宙ぶらりんにならないように、このゲームには各要素が出るたびに、捕捉が用意されています。
そして、それの解説役を担うのもローズマリーの仕事。
ユーザビリティを一身に担う存在。
何でもやってて激務すぎますね。

毎度新しい舞台に行くたびに、その場所の傾向と対策を伝授してくれるローズマリー。
出現モンスターの弱点などを解説して、「相性の良い仲間」を教えてくれます。
プレイングキャラが非常に多いこのゲームにおいて、「どのキャラがどこで活躍できるか」を提示してくれるのは、キャラ全体への愛着に繋がる非常にありがたいシステムです。
しかしながら、彼女自身の解説が「ピンポイントのストロングポイントを持つ」他キャラの出番を与えるヒントになり、
結果的に「汎用性は随一だけどストロングポイントが弱い」なローズマリーの出番が減りがちになる何とも皮肉。
そんなところでも引き立て役気質。
主な固有技
ブリザード

いきなり固有技でも何でもない汎用攻撃魔法なんですが、この氷属性の全体攻撃魔法、覚えられるのはローズマリーのみ。
汎用とはいったい。
これに加え、炎系全体攻撃魔法、フレイムを覚えられるただ2人のキャラのうちの一人。
各キャラの固有技はTP=戦闘中にたまる行動ポイントが必要な中、MP消費のみで全体攻撃を連発できる汎用性は貴重な差別化ポイント。
ゲージを貯めずにカイザーウェイブ連発できるみてーな奴です(KOF脳)。もしくはロケットランチャー撃ち放題(バイオ脳)。炎の爪でメラミ撃ち放題(ドラクエ脳)。
ダメージソースとしてはそこまで強力ではないのですが、広く弱点を突きやすいのが魅力。

魔力がそれほど高くない&他の攻撃系キャラとは違い、属性攻撃のバフがないため、打点としてはいささか物足りないところがあります。
「この属性なら強い」というストロングポイントが弱く、後から出るキャラに後れを取りがち。
このゲームにはパワーアップアイテムが豊富なので、集中投与することで汎用性を伸ばすという戦略もありでしょうか。
「魔力がそこまで高くないけど2種の攻撃魔法を使える」という特徴は、彼女の身を削った努力の代物であることが後に明かされます。
傷薬

その名の通りのHP回復に、4ターンのHP回復効果がついてきます。
回復技は総じて便利ではありますが、味方一体だけの回復にしては高い必要TP・38で使い勝手が微妙だったり。
回復アイテムの効果を増加させる「薬の知識」というバフを得るので、そちらを活かした方が良いかも。